自動車期間工になって一番怖いことってなんだと思いますか?
ハズレ工程に配属される?ヤバい人間関係?寮生活?
もちろんそれらも怖いことではありますが、それよりもずっと怖いことがあります。
それは「ケガ」です。
自動車期間工に限らず工場での製造に関わるうえで一番怖いのはケガです。
現場では「災害」と表現されますが、災害はホントに怖いです。
ちょっとした油断や気のゆるみが命取りに
実際に自動車期間工になるとわかりますが、日々配属先の工場や他の工場の災害速報が入ってきます。
どこの工場のどこの工程でどんな作業をしていたらケガをしたという内容が朝礼で発表されます。
もちろん毎日どこかで必ず災害(ケガ)が起きているわけではありませんが、結構な高頻度で災害速報は流れてきます。
つまづいてこけた、切った、ぶつけたなどが多いです。
こう書くと大したケガではないのに災害とか大げさな・・・と思うでしょう。
しかし製造現場においてはちょっとしたことで場合によっては大ケガになることが結構あります。
ちょっと角にぶつけただけなのに何針も縫わないといけないようなケガになったり、しばらく仕事を休まないといけなくなったり。
またケガをした本人だけでなく、災害が起きた結果新たなルールや保護具などが追加され、周囲の人も煩わしい思いをすることになります。
もちろん会社としても労働災害が多いと労災保険料が上がってしまうわけで、日々少しでも安全に作業できるように現場は改善されています。
それでもちゃんとルールを守って作業しないと一歩間違えると大ケガなんてシチュエーションはまだまだ存在します。
ルールや標準作業をしっかり守ることが自分を守ることにつながる
ケガしないためには工程で決められたルールや標準作業(具体的な作業手順)をしっかり守ることが大切です。
正直、災害速報の内容を聞いているとほぼすべてがちゃんとルールや標準作業を守っていないがために起きています。
聞いててそりゃケガするわ・・・とあきれるものも少なくありません。
ちなみに期間工正社員関係なく災害は起きています。
やはり普段の仕事や作業に慣れてくると、油断したり適当なことをしてケガをするリスクが高くなるのでしょう。
お金を貯めて次のステップに進むために期間工になったのに、今後の人生に悪影響を与えるようなケガをしてしまったら元も子もありません。
ルールや標準作業をしっかり守って気を抜かずに日々作業する必要があります。
ケガをせずに期間満了を目指しましょう。
まとめ
- 自動車期間工で一番怖いのはケガ。
- 油断や自分勝手な判断による行動で大ケガをするリスクがある。
- ルールや標準作業をしっかり守ればケガをするリスクは減らせる。