これはおそらく最近の出来事だと思うが
大手自動車会社の給料明細がペーパーレス化される流れがきている。
実際、トヨタ自動車も日産自動車もすでに原則ネット上から給料明細を見たり、PDFファイルとして個人で必要な時にダウンロードする形に変わっている。
今でも紙で給料明細を配っている自動車会社も存在するが、遅かれ早かれこの流れに乗ることだろう。
自動車期間工も当然対象である。
ペーパーレス自体は別に何も悪くないことだ。
しかし、それに加えて変わったことがひとつある。
それは自身の給料明細を見るのにすらパスワードがかけられ、常にパスワードの入力が求められるようになったことだ。
ネット上から給料明細や源泉徴収票を見るのにIDやパスワードが必要なのは当然だ。
これ自体はおかしくない。
問題はPDFファイルとしてスマホやパソコンにダウンロードした給料明細や源泉徴収票すら、ファイルを開くのにパスワードが必要になったことだ。
ネット上から見るならともかく、なぜダウンロードしたファイルにすらパスワードがかかるようになったのか。
僕はおそらく多くの期間工ブログで給料明細をアップされていることを自動車会社が把握していて、その対策の一環としてこうなったのでは?と思っている。
実際、パスワード設定を解除することができないようになっているし印刷とコピー以外はアクセス制限がかかっており、そのままネットにアップロードできないようになっている。
こうなると給料明細の原本の画像をアップロードして、期間工こんなに稼げますよアピールの証拠とすることができない。
もちろんブログにそのまま給料明細の内容を書き写せばいいだけなのだが、そうなるとソースがないので本当かどうか疑われることになる。
明らかに期間工ブログ対策としかいいようがない。
つまり期間工ブログの存在を自動車会社はとっくに把握していて、その対策を取り始めているということなのだ。
ただでさえ、法改正によって派遣会社や人材紹介会社からの高額な入社祝い金が禁止になり
期間工をやる大きなメリットが一つなくなっている。
そのうえ、具体的な稼げる金額をソースをつけてネット上で情報提供することも難しくなった。
期間工ブログの終わりの始まりだと思う。