トヨタ期間工に限らず、自動車期間工は毎月の給料が高いというよりも
寮費や水道光熱費が無料で、なおかつ入社祝い金や満了金があるおかげで
結果として年収が跳ね上がるという事実がある。
入社祝い金や満了金がいくらもらえるというのは、ダイレクトに年収に影響するのでどこで期間工をやるか決める上で非常に重要な要素だ。
しかし、入社祝い金や満了金といった期間工をやるうえでもらう「まとまったお金」は決して額面通りもらえるわけではないという事実を忘れている人が多い気がする。
今回は期間工の特権である入社祝い金や満了金は額面通りもらえないという事実について
現役トヨタ期間工として話していきたい。
税金や社会保険料が普通にかかる
期間工になってもらえる入社祝い金、契約期間満了した時にもらえる満了金や慰労金は税金や社会保険料が引かれた金額が実際には振り込まれる。
考えるまでもなく当たり前の事実なのだが、このことが頭から抜け落ちていて
額面通り50万円なら50万円満額もらえる!と思っている人は多い。
正社員のボーナスでもボーナスの金額に応じて、きっちり税金や社会保険料が引かれているのに期間工がもらうお金は例外なんてそんなことあるわけがない。
入社祝い金や契約期間満了時にもらえる満了金の額で自動車会社を選ぶのは個人の自由だが決して満額そのままもらえるわけではないことを覚えておくといいと思う。
ちなみに僕はいくらお金を稼ぐ、あるいは貯めることが目的でも入社祝い金や満了金の額だけで会社を選ぶのはあまりおススメしない。
まとまったお金の金額だけでなく生活環境とか働く場所とか、そういったことも含めて総合的に考えたうえで期間工やる会社を選んだほうが良い結果につながると思う。このことはまた別の記事で書いていきたい。