久しぶりの記事投稿になります。
突然ですが、来月から再び働くことになりました。
期間工ではなく工場派遣という形ですが、条件はほぼ期間工と同じ、なんなら期間工よりも良いのでは?という条件で働くことになりそうです。
今年に入ってから今に至るまで、実は無職生活をしっかり楽しんでおりました。
平日なので安く旅行に行けましたし、本を読んで勉強したり、初めてミラーレス一眼カメラを購入して撮影を楽しんだり。
これができるのも期間工やってるときにしっかりと稼いで貯金することができたからです。
ホントに期間工という働き方に出会って良かったですね。
家賃水道光熱費という人間が生活するうえで絶対必要な費用がかからず、休みもしっかり取れて半年に一回は満了金という名目でまとまったお金が入る。
そりゃ半年無職生活してもどうってことないくらいの貯金できますよね。
一般のサラリーマンだったらよっぽどたくさん給料をもらっていないと僕のようなことはまずできないでしょう。
半年どころか3か月無職生活するだけの貯金すらない人ゴロゴロいるはずですよ。
だって何を隠そう僕自身がそうでしたから。
無駄遣いなんかまったくと言っていいほどせず、毎日12時間から16時間働いて休日も月1回あるかないかくらい正社員として働いていました。
しかし残業代休出代はゼロ、ボーナス退職金ゼロ、その他福利厚生もゼロ、そして手取り給料はどれだけがんばっても20万円に届かない。
そんな20代を過ごしていました。
人よりも多く働いているのに人よりも貧乏でみじめな生活をするというわけわからん20代でした。
貯金額が10万円を超えることもありませんでした。
僕が20代のころは今とは比べ物にならないくらい自己責任論が社会にはびこっていて、社会に出るタイミングが不景気とかぶってしまったというだけでクソブラック企業で消耗させられ、しかもそれをてめぇの努力不足だ自分でなんとかしろと言われ続けるという二重で苦しい時代でしたね。
それが30代になってたまたま住み込みのリゾバを見つけ、一か八かの思いで飛び込み、そして期間工にチャレンジした結果半年無職を続けてもどうってことないくらいの貯金と安定した生活を手にしたわけです。
僕がこれでもかってくらい働くことで苦労し苦しめられたのは、自分の努力不足でもなんでもなく単に「環境」が悪すぎただけでした。
ろくに休みもせず毎日12時間以上働いていた時よりも努力したとか、がんばったという感覚は全くありません。
自分がやったのは働き方を変えた、環境を変えただけです。
たったこれだけでこんなに人生は生きやすく、楽しくなるのかと思います。
今長時間低賃金労働で苦しんでいる僕と同世代の人たち、働いても働いても生活が楽にならず休みたくても休めないかつての僕のような地獄の日々を過ごしている人はとにかく環境を変えましょう。
断言しますがその苦しい環境は一個人の努力や頑張り程度ではどうにもなりませんし変わりません。
最近は退職代行が流行っていますが、あれくらい思い切ったことしないと人生は変わらないです。
長々と偉そうに人生論みたいなものを書いてしまいましたが、クソブラック企業勤めで20代を棒に振った自分でもリゾバや期間工という働き方(どちらかというと期間工だが)によって人生は確実に好転しました。
嘘だと思う人はそのまま嘘だと思って今まで通り環境を変えることもなく「置かれた場所」で努力や頑張りを続ければいいと思います。
それを続けた結果に関しては「自己責任」です。
とりあえず僕は今後の人生も自分自身の努力や頑張りに頼りすぎず「行き詰ったら環境を変える」ということを意識して生きていきます。
とにかく来月から再び工場派遣という形で働くことになったという話、そして人生を変えたかったら環境を変えるしかないという話でした。